東北地区1位の山形大と東海地区3位の愛知大の対決は、山形大＃4関内が3Pシュートを7本決める活躍で、山形大が勝利し、2回戦に駒を進めた。前半終盤に一時愛知大に逆転されるも、慌てず攻め続け、再逆転。そのままリードを保つ。個人技で仕掛ける愛知大をチームオフェンス、チームディフェンスで押さえ込み、勝利を収めた。
第1ピリオド、両チーム共シュートが決まらず、ロースコアの展開となる。開始4分、8-2と山形大リードのところで愛知大がタイムアウトを取り、流れを変える。＃4内藤にボールを集め、センタープレーで勝負する。山形大も負けじと＃4関内の2連続3Pシュートなどで得点を重ねる。第1Qは17-15と1ゴール差で山形大がリード。
第2ピリオド、愛知大は＃4内藤、山形大は＃4関内を中心に攻め、点の取り合いとなる。中盤に差し掛かったところで、山形大は愛知大の甘いディフェンスをつき、2連続でバスケットカウントを決める。愛知大も負けじと＃5壁谷の3Pシュートなどで反撃するが、第2ピリオド終了時には42-32と差が10点まで開く。
第3ピリオド、ミスが増えてきた愛知大に対し、それを逃さない山形大。速攻も決まり、更にリードを広げる。＃4関内が再び2連続3Pシュートを決め、残り2分で16点差。たまらず愛知大はタイムアウトを取るが、悪い流れは変わらない。第3ピリオドは68-49で終了する。
第4ピリオド、山形大＃4関内の7本目の3Pシュートでスタート。愛知大はゾーンディフェンスを試みるが、山形大は外角からのシュートの確率が高く、あまり効果は得られない。マンツーマンディフェンスにもどすが、山形大の多彩なパスワークを止めることができない。愛知大はオフェンスでも頼りの＃4内藤のシュートがことごとく外れ、差を詰めることはできず、86-68で惜しくも敗れた。
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