ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.234 女子 5・6位決定戦
開催期日: 2009(H21)年11月29日(日) 主審: 栗山 春美
開始時間: 12:40 副審: 岩木 太郎
終了時間: 14:10  


松蔭大

( 関東3位 )

80

 
18 -1st- 21
25 -2nd- 19
30 -3rd- 13
7 -4th- 22
 

75


関西外国語大

( 関西3位 )

第61回女子インカレ最終日、松蔭大と関西外大の5位決定戦。序盤、両チームともに相手ゴールを攻め立て、白熱した試合が展開される。だが、松蔭大は#6木村が確率良くシュートを決めていくと、インサイド陣も応戦し、突き放しにかかる。しかし終盤、関西外大は激しいディフェンスを展開し、相手のミスに付け込み、追い上げに出る。残り1分、6点差とするが惜しくもタイムアップ。79-75、松蔭大が勝利を収め、5位の座を勝ち取った。
 
  第1ピリオド、関西外大は出だしこそつまずくものの、#14若山がインサイドで奮闘し、流れを引き寄せる。一方の松蔭大は、相手の激しいディフェンスからターンオーバーがかさみ、苦しい時間帯が続く。だが、その中でも、#6木村、#7本間が要所で3Pシュートを沈め、何とか食らいつく。21-18、関西外大がリードし、第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド序盤から、一進一退の攻防が続く。関西外大は、#8金原が次々とバスケットカウントを奪い、得点を重ねていく。対する松蔭大は、中、外とバランスよいオフェンスを展開し、じわじわと追い上げを図る。すると残り30秒、相手のミスから#8田中が得点し、同点。更に3Pシュートを沈め、逆転に成功する。43-40、松蔭大がリードを奪い返し、前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、関西外大はとシュートを打つものの、ゴールに嫌われ、苦しい状態が続く。一方の松蔭大は、ジャンプシュートをテンポよく決め、少しずつ点差をつけ始める。残り4分、#8田中のファウルトラブルにより不安が立ち込めるが、ここでインサイド、アウトサイド陣が一気に12得点を挙げ、チームが1つになる。73-53、松蔭大が大きくリードし、最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド開始早々、関西外大は#14若山が連続で得点し、追い上げの狼煙をあげる。全員がゴールへ向かい、次々と得点していく。ついに残り1分、#12若山の3Pシュートが決まり、6点差となる。たまらず松蔭大は、タイムアウトを要求。#6木村らのガード陣がしっかりボールを運び、試合終了。80-75、松蔭大が最後までリードを守りきり、勝利を手にした。

坂 美佑紀 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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