ゲームレポート
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開催場所: 大阪市中央体育館 Aコート
試合区分: No.117 男子 2回戦
開催期日: 2009(H21)年12月03日(木) 主審: 川端 孝博
開始時間: 13:00 副審: 永山 忠利
終了時間: 14:30  


拓殖大

( 関東10位 )

89

 
19 -1st- 21
24 -2nd- 8
23 -3rd- 24
23 -4th- 17
 

70


京都産業大

( 関西2位 )

前日の1回戦、前半苦しんだ関東10位の拓殖大と前半から圧倒して勝ち上がってきた京産大の戦い。第1ピリオドは両チームブレイクからの1on1を中心に得点し、イーブンのスタートであった。しかし第2ピリオド、拓殖大が2-3ゾーンディフェンスに切り替えると、京産大のオフェンスリズムが一気に狂う。その間、拓殖大はオフェンス、ディフェンスともにリバウンドを支配し、しっかりとゲームをコントロールする。後半も危なげないゲーム展開となるが、89-70で拓殖大が逃げ切り、ベスト8に駒を進めた。
 
  第1ピリオド 両チーム共にハーフコートのマンツーマンでスタート。お互いに固さがとれず、2分間ターンオーバーを犯す。その後、京産大#23田代の3Pシュートでゲームが動き出す。京産大が速いアウトレットパスからのブレイクで得点すると、拓殖大も負けじと#22松崎、#26上杉が鋭いドライブで入れ返し、一進一退の攻防となる。残り3分、京産大#7菊池の連続得点で5点差のまま終了するかと思われたが、終了間際に拓殖大#20簗瀬が3Pシュートをねじ込み19-21、京産大2点リードで終了。
 
  第2ピリオド出だし、拓殖大は京産大#13岩田の1on1を止めれず、ディフェンスを2-3のゾーンに切り替える。これが功を奏し、京産大のオフェンスリズムが狂う。その間、拓殖大は#5根本と#22松崎の連続ブレイク、#94長谷川(智)の3Pシュートで着実に加点する。京産大はたまらずタイムアウトを要求し、メンバーをめまぐるしく変え攻略しようとするが、うまくパスが回らず得点できない。43-29、拓殖大が14点リードして前半を終了。
 
  第3ピリオド 拓殖大は変わらずゾーン、京産大はハーフマンツーマンでスタートするが、すぐに3-2ゾーンにスイッチする。ここから京産大#23田代、#13岩田の3連続3Pシュートで点差を9点に縮める。一気に流れが京産大かと思われたが、痛恨のターンオーバーをしてしまい、拓殖大に落ち着く時間を与えてしまう。拓殖大#94長谷川(智)の7連続得点もあり、点差は縮まらず66-53で第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド 何とか追いつきたい京産大は、1-2-2のゾーンプレスから、#7菊池、#23田代にボールを集め勝負に出る。そこから4本の3Pシュートをねじ込み追い上げるものの、残り4分で#23田代がファウルアウトしてしまい万事休す。拓殖大は着実にボールをまわしキープする。結局点差は開き、89-70で拓殖大が勝利を収めた。

井上 算 (関西学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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